宅建トレ
宅建士のイメージ

宅建士(宅地建物取引士)とは

宅地建物取引士は、宅地建物取引業法に基づく国家資格です。不動産の売買・交換・貸借の取引において、 買主・借主が不利益をこうむらないよう、契約前に物件と取引条件を説明する専門家です。 受験者数は毎年20万人を超え、国家資格の中でも最大規模の試験です。

宅建士にしかできない3つの仕事

宅建業者は事務所ごとに従業者5人に1人以上の割合で専任の宅建士を置かなければならず(設置義務)、 不動産会社での就職・転職、金融機関、建設・住宅メーカー、資産管理など幅広い場面で評価されます。

試験制度の全体像

項目内容
実施年1回。毎年10月の第3日曜日、13:00〜15:00(2時間)。一般財団法人 不動産適正取引推進機構が実施
形式四肢択一・50問・マークシート。登録講習修了者は問46〜50が免除され45問(1時間50分)
出題内容権利関係(民法・借地借家法・区分所有法・不動産登記法)14問/法令上の制限(都市計画法・建築基準法・国土利用計画法・農地法・盛土規制法など)8問/税・その他(不動産取得税・固定資産税・所得税・印紙税・登録免許税・地価公示・鑑定評価基準)3問/宅建業法20問/免除科目(住宅金融支援機構・景品表示法・統計・土地・建物)5問
合格基準年度により31〜38点で変動。直近は33〜37点。合格率は例年15〜18%
受験資格なし。年齢・学歴・国籍を問わず受験できます
登録合格後、2年以上の実務経験(または登録実務講習の修了)を経て都道府県知事の登録を受け、宅建士証の交付を受けると宅建士として業務ができます

※日程・合格基準は年度により変わります。必ず不動産適正取引推進機構の公式ページで最新情報をご確認ください。

試験の特徴と対策

宅建業法は「満点をねらう」科目

50問中20問を占め、条文どおりの知識で正誤が決まる問題が中心です。合格者の多くは18点前後を確保しています。 免許・宅建士・営業保証金・媒介契約・重要事項説明・37条書面・8種制限・報酬の数字と期間を、正確に覚えることが得点に直結します。

権利関係は「深追いしない」

民法は範囲が広く、難問も混ざります。借地借家法・区分所有法・不動産登記法の各1問と、民法の頻出論点(意思表示・時効・抵当権・賃貸借・相続)で 14問中8〜9点を取れれば十分です。

法令上の制限と税は「数字の暗記」

開発許可の面積、建蔽率・容積率、届出の期限、税率の特例など、数字がそのまま問われます。暗記カードで反復するのが定石です。 出題は「試験年の4月1日現在施行の法令」が基準なので、直近の改正点は必ず押さえてください。

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